debian_based_jp.md (8539B)
- # Pleromaの入れ方
- Note: This article is potentially outdated because at this time we may not have people who can speak this language well enough to update it. To see the up-to-date version, which may have significant differences or important caveats of the installation process, look up the English version.
- ## 日本語訳について
- この記事は [Installing on Debian based distributions](Installing on Debian based distributions) の日本語訳です。何かがおかしいと思ったら、原文を見てください。
- ## インストール
- このガイドはDebian Bookwormを利用することを想定しています。Ubuntu 22.04でもおそらく動作します。また、ユーザはrootもしくはsudoにより管理者権限を持っていることを前提とします。もし、以下の操作をrootユーザで行う場合は、 `sudo` を無視してください。ただし、`sudo -Hu pleroma` のようにユーザを指定している場合には `su <username> -s $SHELL -c 'command'` を代わりに使ってください。
- ### 必要なソフトウェア
- - PostgreSQL 11.0以上 (Ubuntu16.04では9.5しか提供されていないので,[](https://www.postgresql.org/download/linux/ubuntu/)こちらから新しいバージョンを入手してください)
- - `postgresql-contrib` 11.0以上 (同上)
- - Elixir 1.14 以上 ([Debianのリポジトリからインストールしないこと!!! ここからインストールすること!](https://elixir-lang.org/install.html#unix-and-unix-like)。または [asdf](https://github.com/asdf-vm/asdf) をpleromaユーザーでインストールしてください)
- - `erlang-dev`
- - `erlang-nox`
- - `git`
- - `build-essential`
- - `cmake`
- - `libmagic-dev`
- #### このガイドで利用している追加パッケージ
- - `nginx` (おすすめです。他のリバースプロキシを使う場合は、参考となる設定をこのリポジトリから探してください)
- - `certbot` (または何らかのLet's Encrypt向けACMEクライアント)
- - `ImageMagick`
- - `ffmpeg`
- - `exiftool`
- ### システムを準備する
- * まずシステムをアップデートしてください。
- ```
- sudo apt update
- sudo apt full-upgrade
- ```
- * 上記に挙げたパッケージをインストールしておきます。
- ```
- sudo apt install git build-essential postgresql postgresql-contrib cmake ffmpeg imagemagick libmagic-dev
- ```
- ### ElixirとErlangをインストールします
- * Erlangのリポジトリをダウンロードおよびインストールします。
- ```
- wget -P /tmp/ https://packages.erlang-solutions.com/erlang-solutions_2.0_all.deb
- sudo dpkg -i /tmp/erlang-solutions_2.0_all.deb
- ```
- * ElixirとErlangをインストールします、
- ```
- sudo apt update
- sudo apt install elixir erlang-dev erlang-nox
- ```
- ### オプションパッケージ: [`docs/installation/optional/media_graphics_packages.md`](../installation/optional/media_graphics_packages.md)
- ```shell
- sudo apt install imagemagick ffmpeg libimage-exiftool-perl
- ```
- ### Pleroma BE (バックエンド) をインストールします
- * Pleroma用に新しいユーザーを作ります。
- ```
- sudo useradd -r -s /bin/false -m -d /var/lib/pleroma -U pleroma
- ```
- **注意**: Pleromaユーザとして単発のコマンドを実行したい場合はは、`sudo -Hu pleroma command` を使ってください。シェルを使いたい場合は `sudo -Hu pleroma $SHELL`です。もし `sudo` を使わない場合は、rootユーザで `su -l pleroma -s $SHELL -c 'command'` とすることでコマンドを、`su -l pleroma -s $SHELL` とすることでシェルを開始できます。
- * Gitリポジトリをクローンします。
- ```
- sudo mkdir -p /opt/pleroma
- sudo chown -R pleroma:pleroma /opt/pleroma
- sudo -Hu pleroma git clone -b stable https://git.pleroma.social/pleroma/pleroma /opt/pleroma
- ```
- * 新しいディレクトリに移動します。
- ```
- cd /opt/pleroma
- ```
- * Pleromaが依存するパッケージをインストールします。Hexをインストールしてもよいか聞かれたら、yesを入力してください。
- ```
- sudo -Hu pleroma mix deps.get
- ```
- * コンフィギュレーションを生成します。
- ```
- sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix pleroma.instance gen
- ```
- * rebar3をインストールしてもよいか聞かれたら、yesを入力してください。
- * このときにpleromaの一部がコンパイルされるため、この処理には時間がかかります。
- * あなたのインスタンスについて、いくつかの質問されます。この質問により `config/generated_config.exs` という設定ファイルが生成されます。
- * コンフィギュレーションを確認して、もし問題なければ、ファイル名を変更してください。
- ```
- sudo -Hu pleroma mv config/{generated_config.exs,prod.secret.exs}
- ```
- * 先程のコマンドで、すでに `config/setup_db.psql` というファイルが作られています。このファイルをもとに、データベースを作成します。
- ```
- sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix pleroma.instance gen
- ```
- * そして、データベースのマイグレーションを実行します。
- ```
- sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix ecto.migrate
- ```
- * これでPleromaを起動できるようになりました。
- ```
- sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix phx.server
- ```
- ### インストールの最終段階
- あなたの新しいインスタンスを世界に向けて公開するには、nginx等のWebサーバやプロキシサーバをPleromaの前段に使用する必要があります。また、Pleroma のためにシステムサービスファイルを作成する必要があります。
- #### Nginx
- * まだインストールしていないなら、nginxをインストールします。
- ```
- sudo apt install nginx
- ```
- * SSLをセットアップします。他の方法でもよいですが、ここではcertbotを説明します。
- certbotを使うならば、まずそれをインストールします。
- ```
- sudo apt install certbot
- ```
- そしてセットアップします。
- ```
- sudo mkdir -p /var/lib/letsencrypt/
- sudo certbot certonly --email <your@emailaddress> -d <yourdomain> --standalone
- ```
- もしうまくいかないときは、nginxが正しく動いていない可能性があります。先にnginxを設定してください。ssl "on" を "off" に変えてから再試行してください。
- ---
- * nginxの設定ファイルサンプルをnginxフォルダーにコピーします。
- ```
- sudo cp /opt/pleroma/installation/pleroma.nginx /etc/nginx/sites-available/pleroma.nginx
- sudo ln -s /etc/nginx/sites-available/pleroma.nginx /etc/nginx/sites-enabled/pleroma.nginx
- ```
- * nginxを起動する前に、設定ファイルを編集してください。例えば、サーバー名、証明書のパスなどを変更する必要があります。
- * nginxを再起動します。
- ```
- sudo systemctl enable --now nginx.service
- ```
- もし証明書を更新する必要が出てきた場合には、nginxの関連するlocationブロックのコメントアウトを外し、以下のコマンドを動かします。
- ```
- sudo certbot certonly --email <your@emailaddress> -d <yourdomain> --webroot -w /var/lib/letsencrypt/
- ```
- #### 他のWebサーバやプロキシ
- これに関してはサンプルが `/opt/pleroma/installation/` にあるので、探してみてください。
- #### Systemd サービス
- * サービスファイルのサンプルをコピーします。
- ```
- sudo cp /opt/pleroma/installation/pleroma.service /etc/systemd/system/pleroma.service
- ```
- * サービスファイルを変更します。すべてのパスが正しいことを確認してください
- * サービスを有効化し `pleroma.service` を開始してください
- ```
- sudo systemctl enable --now pleroma.service
- ```
- #### 初期ユーザの作成
- 新たにインスタンスを作成したら、以下のコマンドにより管理者権限を持った初期ユーザを作成できます。
- ```
- sudo -Hu pleroma MIX_ENV=prod mix pleroma.user new <username> <your@emailaddress> --admin
- ```
- #### その他の設定とカスタマイズ
- {! backend/installation/further_reading.include !}
- ## 質問ある?
- インストールについて質問がある、もしくは、うまくいかないときは、以下のところで質問できます。
- * [#pleroma:libera.chat](https://matrix.to/#/#pleroma:libera.chat)
- * **libera.chat** の **#pleroma** IRCチャンネル